近代(建築)の住まい感
中世後期から近世にかけて広がり、農村部では近代になって多く取り入れられた、住まいに「おぎゃあ」の場であるハレの場が定着したが、戦中から戦後にかけて、封建的とか非生産的な場である理由により、住まいから排除されてきたのが現状。
戦後の近代(建築)の住まい感を体現した建築士は、結果的に庶民には受け入れられなく、商品化住宅が食べるだけの生活中心の大衆に、情報メディア等により「乳房をまさぐる」場を中心とした貧困な住まいが病原菌のように広く蔓延している。
建築家は「おぎゃあ」の場が持っている精神性を会得し、建築創作を通して社会に問いかける事が出来る建築士が建築家であるはずなのに、商業資本の情報メディアに乗っかって自称建築家を名乗っている。
経済活動を補填する建物技術屋が建築家であってはいけないのではないでしょうか。